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み言葉の使者 E・J・エドワーズ エンデルレ書店

夏物語 川上未映子 文藝春秋

14歳のための物理学 佐治晴夫 春秋社

知覚力を磨く 神田房枝 ダイヤモンド社

陽暉楼 宮尾登美子 中公文庫

神話の力 ジョーゼフ・キャンベル ビル・モイヤーズ 早川書房

イエス伝 マルコ伝による 矢内原忠雄 中公文庫 
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すらすら読める徒然草
中野孝次
講談社


徒然草は言わずと知れた
鎌倉時代末期1300年代初期の吉田兼好の作品です。
この本とても面白かったです。
徒然草の全訳本ではなく、
作者が自分のお気に入りの段を上段に原文、下段に作者の訳文として、
照らし合わせて紹介しています。
古典の授業でやったなあという懐かしい文も出てきますが、
知らないことのほうが多かった。
あらためて読んでみて、
時代は変わっても、人は変わっても、世の中が様変わりしても、
人間の真理というのは変わらないものだなと思いました。
兼好先生の言っていることは今の時代でも全く古さを感じないどころか、
うなずいてしまうこと多々あり。
面白おかしく笑い話のように書かれていながら、
人間の真理をついているものもあり。
兼好先生の人生感や生活スタイルの好みはとても興味深いです。
知識人で洗練された感性を持ち、人間に対して深い洞察力を持っていた先生。

もう一度読み返して、お気に入りの文を座右の銘として暗記しておきたくなる本ですが、
図書館の返却日を延長して、返却日が到来。

私のブログの目標は、
読んで面白いこと。
そして、ただ面白いだけじゃなく心に残る文章なのです。
兼好大先生の文章をお手本にして、日々精進します。

空中ブランコ
奥田英朗
文藝春秋

会社ですすめられて、早速図書館で借りました。
精神科医 伊良部先生がどんな患者のお悩みも解決します。
表題の空中ブランコの他、全部で5つの短編が入ってます。
それぞれ話は完結してるので、どれから読んでもよし。
伊良部先生の診察と治療法、
お色気看護師さんとのコンビがユニークで面白い。

伊良部先生シリーズ、
この作品の2年前に、イン・ザ・プールを書いてるそう。
いつか読んでみよう。
蜜蜂と遠雷
恩田陸
幻冬舎


映画化されて話題になっているので、原作を読んでみたくなった本。
さすがに図書館で予約待ち。
3週間ほどで順番がまわってきました。

分厚くて中身は2段の細かい文字。
2週間で読み切れるかなと思ったのですが、
難しくないのですいすい読めます。
物語の世界にぐんぐん引き込まれて、情景が目に浮かんできます。
面白いです。
このピアノの音を実際耳で聞いてみたらどんな感じなんだろうと思うと、
映画も見てみたくなりますね。
風間塵の演技も気になるところ。

名作と呼ばれる小説を読んで、
難しくてついていけなくて、つまらなくて途中で投げ出した本は数々あるというのに。
過去に読んだ本屋大賞をとった小説はみな、
難しくなくて、すいすい読めて、
物語りの世界にひきこまれるという点では共通していました。
はずれがなくて、とりつきやすい。
本屋大賞ってそんなジャンルなのかな。
歴史総合パートナーズ6
あなたとともに知る台湾
胎中千鶴
清水書院

たまへいおすすめ。
台湾の歴史がわかりやすく書かれた本。
たまおやじとたまへいが釣りをしてる間に、
心地よい風が通りぬけるカフェのテラス席で、
読破しました。
親日とひと口でいうけれど、
複雑な歴史を持つ台湾なのでした。
簡単に読めて、とても興味深い本でした。
ビタミンBさんに貸してもらったガネーシャさま。
夢をかなえるゾウは何年も前にベストセラーになって、
たしか私も買って読みました。
まだ本棚の奥に眠っているはず。
なんと2と3も出ていたんですね。
2は貧乏神が出てくるコメディアンのお話。
3はブラックガネーシャが出てくる夢に向かって頑張る女の人のお話。
3のほうが面白くておすすめです。

夢をかなねるゾウ2 ガネーシャと貧乏神 
夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え
水野敬也
飛鳥新社
  
そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ
文藝春秋


矢上先生が涙して読んだというので、
近所にオープンしたお洒落TSUTAYAで買ってしまった。
すいすい読めて面白かったけど、
ちょっと設定に無理があるかなといった感じ。
矢上先生みたいに泣けなかった。

D・カーネギー
道は開ける 創元社
HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING

本の冒頭で、
この本は何度も読み返し、万年筆を手にしながら線をひき、などど書いてあるのですが。
図書館で借りた本には、誰かが鉛筆で線をひいているのには思わず微笑んでしまった。
悩んでるのは自分だけじゃなかった。
みんな悩んでます。
どんな思いでこの本を読んでいたんだろう。と想像するだけでも勇気づけられます。
一般人から大企業のオーナー、アメリカの大統領、哲学者から著名人まで。
ありとあらゆる人の悩みと、どのようにその悩みを解決したかが書かれています。
この本は手元に置いてもいいなと思う本でした。
個人的には「人を動かす」よりこちらのほうが好きかな。

D・カーネギー
人を動かす 新潮社


カーネギーの2大ベストセラー、図書館で借りました。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
カーマイン・ガロ 著
日系BP社

面白かった。
あらためてアップルファンになった一冊。
ジョブズのあの人を惹きつけるプレゼンは何ヶ月もの練習を積み重ねた結果。
偶然の産物ではないということ。
そして、綿密に計算された最高のショーであるということ。
ユーチューブで過去のプレゼンが見れるそうなので早速順番に見てみよう。
著者が最高のプレゼントと位置づけているのが、
2008年iPhone3G・MacBookエアと、2007年iPhone。
さかのぼって1984年のマッキントッシュ。
プレゼンではないけど、かの有名な2005年スタンフォード大の卒業式式辞。
スティーブ・ジョブズのプレゼンの定番スタイルは、
  リーバイス501
  ニューバランスM991
  St Croix セントクロイの黒のタートル
と、この本には書いてあるけど。
この黒のタートル、
ジョブズがイッセイ・ミヤケに特注で頼んだという説もあり。
今度、スニーカーを買うならニューバランスがいいな。
単純だからすぐに影響されてる。
ジョブズが履いてたM992、
今はヘリテージシリーズのM990になるんだそう。それは高くて買えないけどね。

見てみたいプレゼンリスト覚書
  1984 マッキントッシュ
  2001 初代iPod
  2005 スタンフォード大学卒業式式辞
  2005 ガレージバンド
  2007 iPhone
  2008 iPhone3GとMacBookエア

D・カーネギー
人生論 
創元社

カーネギーは、1888年年生まれ。
そんな昔の人だとは思ってもみなかった。
100年近く前に書かれた本が、今よんでも全く古さを感じさせない。
うん、うん、とうなずくこと多々の本でした。
問題は、これを実戦できるかどうかですね。
元祖、自己啓発本といった感じ。
時代は変わっても普遍的なものは変わらないのですね。
次は世界的ベストセラーとなった名著、
「人を動かす」「道は開ける」も読んでみたいなと思いました。
シャドウ・エフェクト
  ディーパック・チョプラ
  デビー・フォード
  マリアン・ウィリアムソン
発行 VOICE

奇跡の脳の著者が本のなかでマリアン・ウィリアムソンの名前を出していたので興味を持ち、
彼女の本を検索したら図書館に1冊だけありました。
医師であるディーパック・チョプラ、シャドウの第一人者、デビー・フォード、
そしてアメリカで有名なスピリチュアル・ティーチャー、マリアン・ウィリアムソン。
3人の共著です。
奇跡の脳
ジル・ボルト・テイラー
竹内薫 訳
新潮社

自ら脳卒中を体験して奇跡の回復をとげた脳科学者である著者が、
脳科学者の目で自らの体験と、脳の仕組みを解き明かしていく本です。
とてもすばらしい本でした。
脳卒中になった人を持つ家族や、これから脳卒中になりうる人だけでなく、
すべての人におすすすめの本です。
驚くべき右脳と左脳の働き。
脳のことをよく知れば、人類皆幸せになり、世界平和も実現する。
この本を読むと、脳卒中になるのすら怖くなくなります。
もう一度読み返したいと思いつつ図書館の返却日が到来。
購入して家族やまわりの皆にすすめたいと思うほどの本でした。
臆病な僕でも勇者になれた七つの教え
旺季志ずか
サンマーク出版

自己啓発本とスピリチャルの先生の言葉の数々を要約して、
子供向けのファンタジーに仕立て上げたといった感じの本。
ストーリーはともかく、
1冊の本に、
スピリチャル的な人生の意味と生き方をうまく落とし込んでいるのには感心。
スピリチャル大先生の高額なセミナー代を考えると、
とってもお手軽です。
といっても、スピリチャル大先生のセミナーは受けたことないので、
実際のところは不明です。
アンコール・ワットのサバイバル2
朝日新聞出版
文 洪在徹
絵 文情厚


アンコール・ワットのサバイバル2も出ていたので読んでみました。
これも図書館の予約待ちでした。
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