忍者ブログ
halのブックレビュー
[139]  [137]  [135]  [133]  [138]  [136]  [134
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

すらすら読める徒然草
中野孝次
講談社


徒然草は言わずと知れた
鎌倉時代末期1300年代初期の吉田兼好の作品です。
この本とても面白かったです。
徒然草の全訳本ではなく、
作者が自分のお気に入りの段を上段に原文、下段に作者の訳文として、
照らし合わせて紹介しています。
古典の授業でやったなあという懐かしい文も出てきますが、
知らないことのほうが多かった。
あらためて読んでみて、
時代は変わっても、人は変わっても、世の中が様変わりしても、
人間の真理というのは変わらないものだなと思いました。
兼好先生の言っていることは今の時代でも全く古さを感じないどころか、
うなずいてしまうこと多々あり。
面白おかしく笑い話のように書かれていながら、
人間の真理をついているものもあり。
兼好先生の人生感や生活スタイルの好みはとても興味深いです。
知識人で洗練された感性を持ち、人間に対して深い洞察力を持っていた先生。

もう一度読み返して、お気に入りの文を座右の銘として暗記しておきたくなる本ですが、
図書館の返却日を延長して、返却日が到来。

私のブログの目標は、
読んで面白いこと。
そして、ただ面白いだけじゃなく心に残る文章なのです。
兼好大先生の文章をお手本にして、日々精進します。
PR
 
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[139]  [137]  [135]  [133]  [138]  [136]  [134
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
[07/08 いま]
最新TB
プロフィール
HN:
hal
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ

Copyright © 『一冊の本から旅の世界へ』 All Rights Reserved

Template by ゆうじ

忍者ブログ [PR]