halのブックレビュー
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
我が志アフリカにあり 島岡由美子
Yの学校の図書館で借りてきてもらった本。
Yの学校の卒業生、島岡由美子さんの本です。
縁あって革命児、島岡強さんの妻となり、
結婚してすぐにアフリカのタンザニアに渡り、
アフリカの真の独立革命のために、
活動されている方です。
日本人として、アフリカの地で
アフリカのためにすべてをささげている、
かくめいじ、島岡強さん。
アフリカの人々が援助にたよらず、自らの力で生活できるように、寝食をともにし、
ともに漁業をし、現地の若者に柔道の指導をする「かくめいじ」。
ひっきりなしに現地のアフリカ人や日本人、日本からの旅行者の訪問を受け入れ、
まったくプライベートのない生活。
まず由美子さんが最初に洗礼をうけたのは、アフリカの安食堂、キオスクでの食事でした。
「先憂後楽」 世の中の誰よりも先に憂い、世の中の誰よりも後に楽しむ
「一期一会」 すべての人を受け入れ、誰とでもわけへだてなく精神誠意、接する
この言葉そのままに生きる強さんとともに生活することは、並大抵の女の人には、
できることではありません。
由美子さんが現地でマラリアに罹り、奇跡的に一命をとりとめ、イスラム教徒になるくだりは
感動的です。
歴史と文化のある日本に生まれ、教育をうけて育ったことに感謝しました。
教育がどんなに大切なことかをあらためて実感しました。
PR
この記事にコメントする