halのブックレビュー
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海賊とよばれた男 上 下
百田尚樹 講談社
大ベストセラーのこの本、図書館で100人待ち!
待ちきれずに購入しましたが、
この本は買っても、決して損はしません。
出光興産の創業者・出光佐三をモデルにした小説。
仕事は、家族のため、社員のため、のみならず、
日本のため、日本が生き残るためにという壮大な志を持ち、
けっしてメジャーに屈することなく、世界を敵にして戦った男。
失敗してすべてを失えば、乞食をする覚悟を持って。
国岡商店の創業以来の5つの社訓とは、
社員は家族
非上場
出勤簿は不要
定年制度は不要
労働組合は不要
そして、ひとりの馘首もなし。
さらに驚くことには、銀行家が、その人の資質を見て、
多額の融資をする時代であったこと。
同じくベストセラーになった半沢直樹に出てくる現代の銀行家とは、
なんと違うことか。
今度東京に行く機会があったら、出光美術館に行ってみたい。
仙厓の「指月布袋画賛」ぜひ見たいと思います。
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