halのブックレビュー
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ジョン・ミューア・トレイルを行く
加藤則芳 平凡社
ヨセミテに旅立つ前に購入しました。
行く前に全部読めなかったので、残りは帰ってから。
ヨセミテで、憧れのジョン・ミューア・トレイルに少しだけ足を踏み入れました。
ヨセミテからマウント・ホイットニーまで、
シェラネバダ山脈を貫く、全長340キロのジョン・ミューア・トレイル。
アメリカのバックパッカー憧れのロングトレイルを踏破した、
日本人男性の紀行文です。
この本には、アメリカの国立公園のありかた、自然保護、環境保護に対する考え方、
バックパッカーの自然に対する姿勢が詳しく書かれています。
いつか、ジョン・ミューア・トレイルを歩いてみたいと思う人には、
絶好のガイドブックになるであろうし、
そうでなくとも、アメリカの大自然に触れることができるすばらしい本です。
340キロ全踏破は無理としても、その一部を2泊3日くらいのキャンプなら
できるかなあ。
いつか歩いてみたいです。
この本を手に取った後に知ったのですが、
著者は晩年、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、3年であっという間に病状が進行し、
2013年4月17日、64歳で帰らぬ人となりました。
彼のブログと、彼の奥様のブログを読むことができます。
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