halのブックレビュー
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言い寄る
私的生活
苺をつぶしながら 田辺聖子
乃里子3部作です。
仕事で銀行によった時、待ち時間にパラパラめくっていた女性週刊誌に
マンガで連載されていたのが、「言い寄る」でした。
これがなかなか面白くて、原作 田辺聖子の文字に惹かれました。
図書館で探してみたら、田辺聖子全集の第6巻に乃里子3部作で収録されていました。
「言い寄る」は、乃里子が昔から恋心をいだいていた吾郎ちゃんと、
財閥の御曹司、ぼんぼんの剛、中年の水野氏、3人の男達をめぐる
乃里子の微妙な恋心を書いた小説です。
「私的小説」、「苺をつぶしながら」は、乃里子のその後のお話。
結婚とは、女がひとりで生きていくとは、乃里子の奮闘が書かれています。
大阪弁でテンポよく書かれた恋愛小説はとても小気味よく、
それでいて人生の男と女の悲しみが見え隠れして、いい感じなのです。
甘すぎず、男と女のかけひきが楽しめて、、ちょっと大人でそして純粋で、
こんなに面白い恋愛小説を読んだのは久しぶり。
女の視点で書かれているからなおいいのかな。
3部作いっきに読みました。
「言い寄る」は、昭和48年に書かれたとは思えないほど、
今読んでも古さを感じさせない小説です。
全集の中ページには単行本と文庫本の装丁の写真も載っていました。
いつかは軽井沢の万平ホテルに泊まってみたいな。
大阪に行ったら、ヨーロッパ通りにある長崎堂のティールームでお茶を飲みながら
オルゴールを聴いて。おみやげは夢色ボンボン。
本を読みながら想像の世界に浸るのもまた楽し、ですね。
私的生活
苺をつぶしながら 田辺聖子
乃里子3部作です。
仕事で銀行によった時、待ち時間にパラパラめくっていた女性週刊誌に
マンガで連載されていたのが、「言い寄る」でした。
これがなかなか面白くて、原作 田辺聖子の文字に惹かれました。
図書館で探してみたら、田辺聖子全集の第6巻に乃里子3部作で収録されていました。
「言い寄る」は、乃里子が昔から恋心をいだいていた吾郎ちゃんと、
財閥の御曹司、ぼんぼんの剛、中年の水野氏、3人の男達をめぐる
乃里子の微妙な恋心を書いた小説です。
「私的小説」、「苺をつぶしながら」は、乃里子のその後のお話。
結婚とは、女がひとりで生きていくとは、乃里子の奮闘が書かれています。
大阪弁でテンポよく書かれた恋愛小説はとても小気味よく、
それでいて人生の男と女の悲しみが見え隠れして、いい感じなのです。
甘すぎず、男と女のかけひきが楽しめて、、ちょっと大人でそして純粋で、
こんなに面白い恋愛小説を読んだのは久しぶり。
女の視点で書かれているからなおいいのかな。
3部作いっきに読みました。
「言い寄る」は、昭和48年に書かれたとは思えないほど、
今読んでも古さを感じさせない小説です。
全集の中ページには単行本と文庫本の装丁の写真も載っていました。
いつかは軽井沢の万平ホテルに泊まってみたいな。
大阪に行ったら、ヨーロッパ通りにある長崎堂のティールームでお茶を飲みながら
オルゴールを聴いて。おみやげは夢色ボンボン。
本を読みながら想像の世界に浸るのもまた楽し、ですね。
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