ホスピスとは

ーがんになったホスピス医の生き方論ー
希望という名のホスピスで見つけたこと
細井順
いのちのことば社
フォレストブックス

私というものはなくて、そこに神の働く場があるだけである。
自分の力だけではなく百パーセント生かされている。
「私自身が生きている訳でなくて、神が私の中で生きている」

必要なことは、当事者が、
その死に臨んで人生をどのように思い返すかということではないだろうか。
よい人生だったと回想することができるならば、その場所はホスピスなのである。