halのブックレビュー
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ルポ貧困大国アメリカ 堤未果
岩波新書
じいちゃんお勧めの本。図書館で借りて読んでみました。
自由の国アメリカの真実が書かれています。
サブプライムローン、医療、医療保険、フードスタンプ、
戦争に貧困層を利用する貧困ビジネスの実態。
アメリカは、医療保険、災害救助など、本来なら政府が
管理すべきものを自由の名のもとに民営化した。
もはや、中産階級は消え、
一握りの富裕層と貧困層による極端な格差社会になってしまった。
戦争においても、貧困層を利用し搾取する。
高校生、大学生までもが、奨学金とひきかえに軍に入隊し、
イラク戦争に派遣されていた。
日本もアメリカに右にならえの社会になってしまったら恐ろしい。
民営化の波は、すでに日本にもおしよせています。
この本を読んで、もう一度日本の憲法9条と25条を読みました。
これが、国の理想ではなく、真実であることを祈っています。
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
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